【第5戦】

2011年8月10日

ALMS Rd.5 ミッドオハイオ

 

American Le Mans Series Mid-Ohio Sports Car Challenge

 

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アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)第5戦「ミッドオハイオ・スポーツカー・チャレンジ」が8月5~6日、ミッドオハイオ・スポーツカー・コース(オハイオ州レキシントン)で開催された。

 

レースは終盤の豪雨により提示された赤旗で終了となり、No.6 ローラB08/62 アストンマーチンをドライブしたL.ルーア/K.グラフ組が優勝した。GTクラスはW.ヘンツラー/B.セラーズ組のポルシェ911 GT3 RSRが制した。

 

 

公式予選は8月5日(金曜日)。ポールポジションを奪ったのはNo.16 ローラB09/86 マツダのC.ダイソン/G.スミス組で、G.スミスが1分12秒727の最速ラップを記録した。木曜日のプラクティスセッションからこれとタイムシートの 最上位を常に争っていたNo.6 ローラB08/62 アストンマーチンのL.ルーア/K.グラフ組が0.165秒差の2位。K.グラフが1分12秒892を記録した。3位は1分13秒607のタイムで No.20 ローラB09 /86 マツダ(H.アル・マスード/S.カーン組)。

 

3つのワークスチームの6台を含 め、15台が参加するGTクラスは今回もBMW Team RLLの2台が速く、No.56 BMW M3 GT(D.ミュラー/J.ハンド組)、No.55 BMW M3 GT(B.オーバーレン/D.ヴェルナー組)の順に1、2位となり、フロントロウを独占した。2台のワークスBMWには今回、小径のエアリストリクター装 着が義務付けられているにもかかわらず、指定席を譲ることはなかった。最速タイムはJ.ハンドが記録した1分20秒539で、2位はD.ヴェルナーの1分 20秒655。3位となったのはNo.62 フェラーリF458イタリア(J.メロ/T.ヴィランダー組)で、タイムは1分20秒745。今大会もこのクラスは僅差のポールポジション争いとなり、 トップから8位のNo.3 コルベットZR1(O.ベレッタ/T.ミルナー組)までが1秒以内にひしめくという結果となった。

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8月6日土曜日、午後3時30分。どんよりした空の下、2時間45分先のゴールを目指して参加全33台がスタートした。

先ずレースをリードしたのはポールポジションに就けたNo.16 ローラB09/86 マツダのG.スミスで、No.6 ローラB08/62 アストンマーチンのL.ルーアが僅差でこれを追う展開となった。

ス タートから1時間10分余り経たところで、コース上にLM PCクラスのマシンがストップしたため、セーフティカーが導入される。そして15分間のセーフティカーランの後、レースが再開されるとNo.6 ローラB08/62 アストンマーチンのルーアがNo.16 ローラB09/86 マツダのG.スミスを抜き去ってトップに躍り出た。

その 後、サーキットに小雨が落ち始める。上位2台の順位はルーティンピットストップを経ても変わらず、トップはNo.6 ローラB08/62 アストンマーチンのステアリングを引き継いだK.グラフがキープし、同じくG.スミスに代わってNo.16 ローラB09/86 マツダに乗るC.ダイソンが2位でれを追う。LM P1クラス3位にはNo.12 ローラB09/86 AERのT.バーゲスが続くが、トップ2台からは大きく遅れ、中盤の1時間25分経過時点で既に3ラップの差をつけられている。

 

レー スが2台のローラの一騎打ちの様相を呈する中、雨脚は強まり、終盤にはどしゃ降りとなる。そしてレース終了予定時刻まで10分を残したところでレースコン トロールは赤旗を提示。競技規則に従ってチェッカーフラッグまでのカウントダウンは続けられ、6時15分、そのままレース終了となった。

こ の結果、ミシュランユーザーのNo.6 ローラB08/62 アストンマーチン(L.ルーア/K.グラフ組)が優勝、2位はNo.16 ローラB09/86 マツダ(C.ダイソン/G.スミス組)。LM P1クラス3位にはNo.12 ローラB09/86 AER(T.バーゲス/C.マクマリー組)が入ったが総合19位。

総合3位にはLM PCクラスのNo.06 オレカFLM09を駆るK.マルセリ/T.ドリッシ組が入った。

 

GT クラスも波乱の展開となった。No.4 コルベットZR1のJ.マグヌッセンが2周目にフロントロウスタートのNo.55 BMW M3 GTのD.ヴェルナーを抜いてトップに立ち、T.ヴィランダーのドライブするNo.62フェラーリF458イタリアも2位へ。上位グループは僅差で激しい 争いを展開するが、中盤までトップはNo.4 コルベットZR1のマグヌッセンがキープ。ステアリングを引き継いだO.ギャビンもレースをリードする。2位にはNo.45 ポルシェ911GT3 RSRのP.ロング、3位はNo.56 BMW M3 GTのD.ミュラーが就けてさらに上位を狙う。その後、No.62 フェラーリF459イタリアが一時トップに立つが、サスペンションを壊して脱落。No.45 ポルシェ911GT3 RSRのP.ロングが首位に浮上する。

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3 度目のセーフティカーランの後、ゴール予定時刻まで残り22分となったところでレースが再開されると、豪雨の中、6位に就けていたNo.17ポルシェ 911 GT3 RSRに乗るポルシェ・ワークスドライバーのW.ヘンツラーがスピン、コースアウトするマシンを尻目に次々と前を行くマシンをパス。この時点でクラス1位 のNo.45 ポルシェ911GT3 RSR のP.ロングをも抜き去って何とトップに躍り出た。その後、レースコントロールは赤旗提示を決定。その時点の順位が正式結果となった。”ル・マン” のレースでポルシェがGTで勝つのは今年初めて。

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GTCクラスはNo.66 ポルシェ911GT3 CupのD.エンデ/S.パンペリー組が1位となった(総合22位)。

 

ミシュラン・グリーンXチャレンジはマッスルミルク・アストンマーチン・レーシング(No.6 ローラB08/62 アストンマーチン)とコルベット・レーシング(No.4 コルベットZR1)がそれぞれ前戦に引き続き獲得した。

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