【ELMS 第2戦 イモラ 4時間】

2014年5月20日

ミシュランユーザーのセバスチャン・ローブ・レーシングが2位に

  • 2014年ELMS(ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ)第2戦イモラ
  • 予選:5月17日(土) 決勝:5月18日(日)
  • アウトドローモ・エンツォ&ディーノ・フェラーリ[イモラ](イタリア):全長4.909km
  • 決勝レース時間:4時間

 

LMP2クラスを頂点として全5戦が行われるELMS(ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ)の第2戦が開催され、ミシュランユーザーであるセバスチャン・ローブ・レーシングのNo.24 オレカ03・日産(V.カピレール/J.シャロウズ)が2位入賞を果たしました。

 

今大会への全エントリー台数は37台。その内訳は、LMP2クラスが9台、LMGTEクラスが14台、GTCクラスが14台でした。LMP2クラスにミシュランタイヤを使用して臨んだのはセバスチャン・ローブ・レーシングのNo.24 オレカ03・日産の1台のみ。なお、同チームはその名のとおり、WRC(FIA世界ラリー選手権)で9年連続チャンピオンを獲得したセバスチャン・ローブがチームオーナーを務めています。また、LMGTEクラスでは13台がミシュランユーザー。GTCクラスのタイヤはワンメイクとなっており、今シーズンはミシュランタイヤが使用されています。

 

■公式予選

今大会は5月17日(土)に90分間の公式練習を2度行い、明くる5月18日(日)には公式予選と4時間の決勝レースを一気にこなすというスケジュール。公式予選はプロトタイプ車両(LMP2クラス)のセッションと、GT車両(LMGTEクラス&GTCクラス)のセッションに分けて20分間ずつ行われました。

 

総合のポールポジションを獲得したのはJOTAスポーツのNo.38 ザイテックZ11SN・日産で、フィリップ・オルブケルケが1分33秒974をマーク。セバスチャン・ローブ・レーシングのNo.24 オレカ03・日産はトラブルによりタイムを伸ばせず、予選9位にとどまりました。

 

LMGTEクラスはケセル・レーシングのNo.81 フェラーリF458イタリアが1分39秒920をマークしてクラストップ。GTCクラスはフォーミュラ・レーシングのNo.60 フェラーリF458イタリアGT3が1位でした。

 

公式予選結果(各クラストップ3)

■LMP2クラス
1.              No.38 JOTAスポーツ(ザイテックZ11SN・日産)
2.              No.46 ティリエby TDSレーシング(モーガン・日産)
3.              No.36 シニアテック・アルピーヌ(アルピーヌA450・日産)
■LMGTEクラス
1.              No.81 ケセル・レーシング(フェラーリF458イタリア)
2.              No.72 SMPレーシング(フェラーリF458イタリア)
3.              No.54 AFコルセ(フェラーリF458イタリア)
■GTCクラス
1.              No.60 フォーミュラ・レーシング(フェラーリF458イタリアGT3)
2.              No.95 AFコルセ(フェラーリF458イタリアGT3)
3.              No.71 SMPレーシング(フェラーリF458イタリアGT3)
 
 

■決勝レース

5月18日(日)の午後2時にスタートが切られた決勝レースは、ポールポジションから出たJOTAスポーツのNo.38 ザイテックZ11SN・日産がまずリードを奪い、これをシニアテック・アルピーヌのNo.36 アルピーヌA450・日産が追う形でしばらく推移しました。そしてLMP2クラス各車が1回目のルーティンストップを終えて10周ほどしてからの37周目にNo.36 シニアテック・アルピーヌがNo.38 JOTAスポーツをかわしてトップに立ちました。

 

その後、No.36 シニアテック・アルピーヌがレースをリードし続けましたが、レース終盤にクラッシュ処理のためのセーフティカーランが行われた際の対応が裏目に出てしまいポジションダウン。No.38 JOTAスポーツが再びトップに立ち、これをニューブラッドby モーランド・レーシングのNo.43 モーガン・ジャッドが僅差で追うオーダーとなりました。

 

そしてLMP2クラスの各車は最後のルーティンストップを行い、No.38 JOTAスポーツはサイモン・ドラン、No.43 モーランド・レーシングはクリスチャン・クリエンが最後のスティントを担当。ドランの背後に迫ったクリエンは執拗なチャージを続け、125周目のシケインでついにNo.38 ザイテックZ11SN・日産をかわしてトップを奪いました。

 

ところが、4時間レースの終了までわずか残り5分となったところで、トップを行くモーランド・レーシングのNo.43 モーガン・ジャッドを悲劇が襲います。エンジントラブルに見舞われてストップしてしまったのです。クリエンは再スタートを試みましたが果たせず、同車はここで痛恨のリタイアを余儀なくされてしまいました。

 

これにより、2位以下の各車の順位が自動的に繰り上がった格好でレースはチェッカーを迎えることとなしまいた。優勝はJOTAスポーツのNo.38 ザイテックZ11SN・日産(S.ドラン/H.ティンクネル/F.オルブケルケ)が飾り、結果的にはポールtoフィニッシュに。そして2位には、ミシュランタイヤを使用し、着実なレースを続けてポジションを上げてきたセバスチャン・ローブ・レーシングのNo.24 オレカ03・日産(V.カピレール/J.シャロウズ)が入りました。

 

LMGTEクラスはスタートから3時間までをケセル・レーシングのNo.81 フェラーリF458イタリアがリードしましたが、セーフティカー導入によってそれまで築いたマージンが消滅。そしてリスタート後はNo.81 ケセル・レーシングにSMPレーシングのNo.72 フェラーリF458イタリアが挑みかかりました。この2台のフェラーリによる熾烈なトップ争いは最終ラップまで続きましたが、No.72 SMPレーシング(A.ベルトリーニ/V.シャイター)がこの戦いを制しました。

 

GTCクラスはフォーミュラ・レーシングのNo.60 フェラーリF458イタリアGT3(J.ラウルセン/M.マック・イエンセン/A.ピッチーニ)がポールtoフィニッシュを飾りました。

 

決勝結果(各クラストップ3)

■LMP2クラス
1.              No.38 JOTAスポーツ(ザイテックZ11SN・日産)
2.              No.24 セバスチャン・ローブ・レーシング(オレカ03・日産)
3.              No.36 シニアテック・アルピーヌ(アルピーヌA450・日産)
■LMGTEクラス
1.              No.72 SMPレーシング(フェラーリF458イタリア)
2.              No.81 ケセル・レーシング(フェラーリF458イタリア)
3.              No.66 JMWモータースポーツ(フェラーリF458イタリア)
■GTCクラス
1.              No.60 フォーミュラ・レーシング(フェラーリF458イタリアGT3)
2.              No.73 SMPレーシング(フェラーリF458イタリアGT3)
3.              No.71 SMPレーシング(フェラーリF458イタリアGT3)

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