【USCC 第8戦 ボーマンビル(カナダ)】

2014年7月15日

No.3 コルベットC7.Rが4戦連続優勝! ダッヂ・バイパーSRT GTS-Rが2位&3位に

2014年USCC(ユナイテッド・スポーツカー選手権)第8戦ボーマンビル

予選:7月12日(土)/決勝:7月13日(日)
カナディアンタイヤ・モータースポーツ・パーク(カナダ・オンタリオ州ボーマンビル):全長3.956km
決勝レース時間:2時間45分

 

USCCで唯一自由なタイヤ競争が実施されているGTLMクラスですが、シリーズでただ一度のカナダ開催ラウンドである第8戦ではミシュランタイヤを履くコルベット・レーシングのNo.3 コルベットC7.R(J.マグヌッセン/A.ガルチア)が優勝。同車はこれで4連勝となり、選手権ポイントのリードをさらに拡大しました。

 

全部で4つのクラスが設けられているUSCCですが、今大会はP(プロトタイプ)、GTLM(GTル・マン)、GTD(GTデイトナ)の3クラスによる開催。トータルの出場台数は37台で、Pクラスが10台、GTLMクラスが10台、GTDクラスが17台という内訳でした。

 

舞台となったカナディアンタイヤ・モータースポーツパークは、かつては「モスポート・インターナショナル・レースウェイ」の名で知られ、F1カナダGPの舞台ともなっていたサーキットです。一昨年、カナダの大手自動車用品販売会社が命名権を取得し、現在の名称になりました。

 

■公式予選

アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)の一戦として開催された昨年大会の予選で最速だったSRTモータースポーツのダッヂ・バイパーSRT GTS-R(前戦から車名を変更。従来名は「SRTバイパーGTS-R」)が今年も速さを見せ、地元カナダ出身のクノ・ウイットマーがタイムアタックを担当したNo.93 バイパーがポールポジションを獲得。ただし、わずか0.072秒差の予選2位にNo.3 コルベットC7.Rが続いていました。

 

また、出走10台のうち9台がミシュランタイヤを履くGTLMクラスですが、唯一の非ミシュランユーザーであるNo.17 ポルシェ911 RSRが予選3位に食い込む健闘を見せました。

 

公式予選結果(GTLMクラス トップ6)
1.  No.93 ダッヂ・バイパーSRT GTS-R(J.ボマリート/K.ウイットマー)  1:15.206
2.  No.3 コルベットC7.R(J.マグヌッセン/A.ガルチア)  1:15.278
3.  No.17 ポルシェ911 RSR(W.ヘンツラー/B.セラーズ)  1:15.368
4.  No.4 コルベットC7.R(O.ギャビン/T.ミルナー)  1:15.470
5.  No.56 BMW Z4 GTE(D.ミュラー/J.エドワーズ)  1:15.497
6.  No.911 ポルシェ911 RSR(N.タンディ/R.リーツ)  1:15.724

 

 

■決勝レース

今大会の決勝のレース時間は2時間45分。そして今大会から第12戦までの5戦はすべて2時間45分レースとして争われることになります。

 

7月13日(日)の午後2時5分にスタートが切られた決勝レースのGTLMクラスは、ポールポジションから出たNo.93 ダッヂ・バイパーSRT GTS-Rがリードを奪い、これをNo.3 コルベットC7.Rが追撃。さらに僚友のNo.4 コルベットC7.Rが3位につけるというオーダーでレース序盤は進んでいきました。

 

ところがスタートから42周目、トップを行くNo.93 ダッヂ・バイパーSRT GTS-Rが同じクラスのNo.56 BMW Z4 GTEを周回遅れにしようとした際に絡む格好になり、接触を避けようとしたNo.93 バイパーはコースアウト。軽いダメージを受けながら走行は再開しましたが、この間にNo.3 コルベットC7.Rがトップに浮上することとなりました。

 

その後、たび重なるピットストップを挟みながらもNo.3 コルベットC7.Rがトップを走り続け、これをNo.93 ダッヂ・バイパーSRT GTS-Rが追うという形でレースは進行。そして終盤に入ると両車の差はじりじりと詰まっていき、フィニッシュまで残り10分強となった段階で2台の間隔は2秒を切るまでに縮まっていました。

 

しかし、目下3連勝中で、コースを選ばぬ強さを見せるNo.3 コルベットC7.Rに対してNo.93 ダッヂ・バイパーSRT GTS-Rは決定打を欠き、周回遅れの処理の違いもあって両車のギャップはその後再び拡大。最終的には10秒を超えるリードを築き上げ直してみせたNo.3 コルベットC7.Rが真っ先にチェッカーフラッグをかいくぐり、堂々の4戦連続優勝を飾りました。なお、コルベット・レーシングにとっては同サーキットにおいて14年間で11度目の勝利となりました。

 

2位にはNo.93 ダッヂ・バイパーSRT GTS-R、3位にはチームメイトのNo.91 ダッヂ・バイパーSRT GTS-Rが入り、SRTモータースポーツが表彰台の3つのスポットのうち2つを占める結果に。トップと同一周回でフィニッシュしたのは以上の3台まででした。

 

決勝結果(GTLMクラス トップ6)
1.  No.3 コルベットC7.R(J.マグヌッセン/A.ガルチア)  127周
2.  No.93 ダッヂ・バイパーSRT GTS-R(J.ボマリート/K.ウイットマー)  127周
3.  No.91 ダッヂ・バイパーSRT GTS-R(D.ファーンバッハー/M.グーセンス)  127周
4.  No.56 BMW Z4 GTE(D.ミュラー/J.エドワーズ)  126周
5.  No.911 ポルシェ911 RSR(N.タンディ/R.リーツ)  126周
6.  No.55 BMW Z4 GTE(B.オーバーレン/A.プリオール)  126周

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