【第3戦】

2011年6月20日

S Road MOLA GT-R、セパンでポディウムフィニッシュ!

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ミシュラン・パートナーチームが灼熱のセパンでポディウムフィニッシュを飾った。

シリーズ第3戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」でNo.46 S Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ)が素晴らしいパフォーマンスを示し、2位入賞を飾った。一方、LEXUS TEAM SARDのNo.39 DENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人)も健闘したが、アクシデントに見舞われ、13位で完走するにとどまった。

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前日の公式予選に引き続き、ミシュラン・パートナーチームはここセパンで好調を維持。朝9時40分から30分に渡って行われたフリー走行セッションでNo.46 S Road MOLA GT-Rが1分58秒410の最速ラップをマーク。No.39 DENSO SARD SC430も4番手となる1分59秒844のタイムを記録した。

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決勝スタートは午後4時。猛暑を避けてのスタート時刻設定だが、気温は34℃、路面温度も43℃とまさにトロピカルレースとなった。

No.46 S Road MOLA GT-Rにはロニー・クインタレッリが、No.39 DENSO SARD SC430は井口卓人がそれぞれスタートドライバーを務める。スタート直後、No.39 LEXUS TEAM SARDに不運が襲う。何と井口の駆るNo.39DENSO SARD SC430とNo.12 Nissan GT-Rが接触。ともにコースアウトして大きく順位を落としてしまったのだ。

オープニングラップを終えて戻って来たNo.46 S Road MOLA GT-Rのクインタレッリは、ポールポジションからスタートしたNo.1 Honda HSV-010 GTに続く2位に就ける。一方、再走を果たしたNo.39DENSO SARD SC430の井口は1周目を9位で通過。No.1 Honda HSV はスタートから飛び出し、2位のNo.46 S Road MOLA GT-Rのクインタレッリ以下を引き離しにかかるが、No.46 S Road MOLA GT-Rのクインタレッリもこれに食い下がり、レースは次第にNo.1 Honda HSV とNo.46 S Road MOLA GT-Rの一騎打ちの様相を呈して来た。

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第1スティント中盤、1周目のアクシデントで遅れた後、追い上げていた井口が5位争いに加わる。その間もトップNo.1 Honda HSV とこれを追う2位No.46 S Road MOLA GT-Rのクインタレッリとの差は1秒から1.5秒で推移し、大きな変化はない。

19周を終えたところでNo.39DENSO SARD SC430がピットイン。石浦宏明がステアリングを握りコースへと復帰する。

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21周目、トップのNo.1 Honda HSV がピットイン。そしてその2周後、No.46 S Road MOLA GT-Rのクインタレッリもピットに向かう。MOLAチームの素早いピット作業もあり、柳田はNo.1 Honda HSV の前に出るが、不利なアウトラップに先行を許してしまう。

上位陣のすべてがピットインを終えた29周目の順位はトップにNo.1 Honda HSV 、2位に柳田がドライブするNo.46 S Road MOLA GT-Rで変化なく、その差は約6秒。しかしその後、No.46 S Road MOLA GT-Rに電気系のトラブルが発生し、柳田のドライブするNo.46 S Road MOLA GT-R とトップとの差は徐々に広がる。

結局、柳田真孝の駆るNo.46 S Road MOLA GT-Rはそのまま2位でゴール。昨年までのGT300から今季からGT500クラスへの参入を果たしたMOLAにとっては3戦目にして見事初表彰台の快挙だった。

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一方、オープニングラップの接触事故の後、追い上げを敢行していたNo.39DENSO SARD SC430だったが、ドライブスルーペナルティが科せられて再び後退。レクサスSC430でのセパン初表彰台を目指した石浦宏明と井口卓人だったが、No.39DENSO SARD SC430は結局13位でレースを終えた。

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日本ミシュランタイヤ(株)・モータースポーツマネージャー

小田島広明

「 セパンでは 昨年も2位 に入っていますが、今年は同じ同一車種では1位。今回強力だったHonda HSV 勢に割って入っての2位入賞なので、意味は違うと思います。

No.46 S Road MOLA GT-R は 最後にトラブルが出てペースダウンしましたが、それまでは良いペースで走っていました。タイヤとしては所期の性能を充分発揮したと思っています。

予選1回目に異なるタイヤを導入し ましたが 、 あれは今年の開発課題のひとつに幅広い温度域に 対応できるソフトタイヤをというものがあり、その一環で した。セパンの高温下でも速いタイムが出てその確認がで きたのは良かったです。

ここセパンではシーズンオフにテストをしており、今回はそのフィードバックをうけてのレースでした が、 テストで得られたデータの検証ができました。

No.39DENSO SARD SC430 は結果は残念でしたけど、これも若さゆえのこと。レースにはある得ることです。

次もタイヤに厳しいサーキット、菅生でのレースです。厳しい条件で強いという評価をいただいているミシュランタイヤ。どうぞご期待 ください 」。

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Photo by 佐々木 純也