【第4戦】

2011年7月31日

ミシュラン・パートナーチーム、SUGO GT250km RACEを完全制覇 !!

S Road MOLA GT-Rがポールtoフィニッシュ!

DENSO SARD SC430も2位表彰台!

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68周で争われる決勝レースのスタートは14時。気温は21℃とこの時期としては非常に涼しく、路面温度も22℃と低い中でのレースとなった。朝からの雨は上がったものの、スポーツランド菅生の上空は雲に覆われ、今にも降りだしそうな雲行きの中、ローリングスタートが開始された。

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ポールポジションに就けたNo.46 S Road MOLA GT-Rに乗り込んだのはロニー・クインタレッリ。その隣、最前列左側のNo.39 DENSO SARD SC430は石浦宏明がスタートドライバーを務める。

クインタレッリはスタートから飛び出し、2位に就ける石浦以下を引き離しにかかる。その石浦も3位以下との差を徐々に広げて行く。ミシュラン・ユーザーの2台だけが1分18秒台のペースで走行。5周を終えてトップNo.46 Nissan GT-Rと2位No.39 Lexus SC430の差は既に4秒471。2位のNo.39 Lexusと3位でこれを追うNo.24 Nissan GT-Rとの差も1秒623と開く。

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トップを走るNo.46 S Road MOLA GT-Rのクインタレッリは1分19秒から20秒のハイペースでコンスタントに周回を重ね、2位を行くNo.39 DENSO SARD SC430の石浦宏明との差は20周を終えた時点では8秒700まで拡大した。

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石浦は31周を終えたところでピットイン。タイヤ交換、給油を済ませてNo.46 DENSO SARD SC430のステアリングを井口卓人に渡した。トップのクインタレッリは39周まで周回してルーティンストップ。レース後半を柳田真孝に託す。

上位陣がルーティンストップを終えた時点での順位はトップにNo.46 S Road MOLA GT-Rの柳田、2位はNo.39 DENSO SARD SC430の井口。柳田も速いペースでコンスタントに走行し、2位以下との差を再び広げて行く。48周を終えたところで2位井口との差は17秒940。

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ゴールまで残り10周となった58周終了時点でもNo.46 S Road MOLA GT-Rの柳田は首位を堅持しているが、23秒727差で2位を行くNo.39 DENSO SARD SC430の井口の背後にはNo.32 ホンダHSV-010 GTがじわじわと差を詰めて来ている。

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その後も安定した走りを続けるNo.46 S Road MOLA GT-Rの柳田真孝は首位を堅持し、そのままチェッカーフラッグを受けた。

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昨年のこのレースでは、ミシュランタイヤを履いたNissan GT-Rが優勝を目前にしながら前を走る車両が跳ね上げたゴム片がキルスイッチを直撃するという不運に見舞われたが、No.46 S Road MOLA GT-R はロニー・クインタレッリが4周目に1分17秒420というレース中の最速ラップも記録。まさに圧勝だった。

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一方、No.32 ホンダHSV-010 GTに一時は1秒を切る差にまで詰め寄られたNo.39 DENSO SARD SC430に乗る若手、井口卓人だったが、再びその差を広げ、1秒494差で2位を死守。ミシュラン・パートナーチームによる1、2位独占を実現させた。

尚、この結果、No.46 S Road MOLA GT-Rの柳田真孝とロニー・クインタレッリはGT500クラスのランキングトップに躍り出た。

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柳田真孝

「最高でした。いつの間にか(2位との)10秒のギャップが20秒くらいになっていたし。タイヤは本当に素晴らしかった。これまでに悔しいこともありましたけど、それを全部跳ね除けるようなロニーの走りでしたし、タイヤを本当に信頼して走ることができました。暑い中で強いというのがミシュランの評判でしたけど、緒戦の予選で寒くても、"一発" の速さがあることを示すことができましたし、今日はレースの結果でそれを証明することができました」。

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ロニー・クインタレッリ

「今週末はドライでのテストがあまりできていなかったので少し不安があったんですけど、走り出したらオープニングラップからものすごくタイヤの調子がいい。すごく良くグリップしてくれて、耐久性も良くて僕のスティントも長く走ることができました。今週末はタイヤが本当に素晴らしかった」。

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日本ミシュランタイヤ(株)・モータースポーツマネージャー

小田島広明

「勝てるときはこういうものなんですね。雨のパフォーマンスについては第2戦富士でもレース中のタイムで示せたと思いますが、今回は雨の予選で記録として残すことができたのは大きいと思います。予選でミシュラン・パートナーチームがワンツーというのは今シーズン2回目で、かつドライで1回、ウエットで1回獲れているので、充分速さは見せられたと思っています。ドライについてはプライマリーと呼んでいる基準的なタイヤとそれをハード側、ソフト側に振ったタイヤを用意して来ましたが、決勝では2台とも、その真ん中のプライマリーを両スティントで選択しました。予選もそうですが、今回の勝因のひとつはタイヤの温まりの良さで、レース序盤もそれで充分リードを築くことができた。

いままで持っていたものがやっとカタチにできた、やっとかみ合ったという勝利でした。昨年ここで忘れ物をしていたので、それをやっと取り返しました」。

Photo by 佐々木 純也