【第6戦】

2011年9月11日

第6戦 富士 S Road MOLA GT-Rが7位入賞でランキング1位を堅持

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決勝(55周)スタート予定時刻は14時。その時点の気温は29 ℃、路面温度も39 ℃と残暑の中のレースとなった。


No.39 DENSO SARD SC430 は石浦宏明 が、No.46 S Road MOLA GT-R はロニー・クインタレッリ がスタートドライバーを務める。

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ポールポジションからスタートの石浦は、シグナルがグリーンに変わるとそのままトップに立ち、レースを引っ張る。2位はNo.38 Lexus SC430の平手晃平選手が就け、この2台だけが1分36秒台のハイペースで走り、3位のNo.6 Lexus SC430以下を次第に引き離して行く。ウエイトハンデ100kgのNo.46 S Road MOLA GT-R、ロニー・クインタレッリはグリッド位置と同じ7位をキープする。

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レース序盤は上位グループが等間隔で周回を重ねるが、周回遅れの車両が現れるとその均衡は崩れ、トラフィックによって状況が大きく変わる展開となる。

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そんな中、No.46 S Road MOLA GT-Rのクインタレッリは6位へと順位を上げ、さらに前を狙って積極的な追い抜きを試みて14周目の第1コーナーでオーバーラン。4ポイジション順位を落とすが、そのまま走行を続け、21周を終えたところでやや早めのピットインを行った。No.46 Nissan GT-Rには柳田が乗り込みコースへと戻る。

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一方、No.39 DENSO SARD SC430の石浦は25周を終えたところでトップのままピットイン。井口にステアリングを託した。GT500ルーキー、井口はその後も順調に走行。上位グループがルーティンストップを終えたところでNo.39 DENSO SARD SC430は再びタイミングモニターの最上位に位置した。井口は安定した走りを見せ、2位のNo.38 Lexus SC430との差を徐々に広げて行く。ところが50周を過ぎたところでそれまで2秒以上あった2位との差が一気に詰まり、1秒以下となる。そして残り2周となったところでついに逆転。そして井口のNo.39 SC430は最終ラップにGT300車両に接触されスピン。コース上にストップしてしまう(同GT300車両はレース後にペナルティ)。大きく遅れて再走を果たしたNo.46 SC430の井口は8位でゴールするのが精一杯だった。

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No.46 S Road MOLA GT-Rの柳田真孝は、セカンドグループが大混戦となる中、ウエイトハンデも効いて苦しい戦いを強いられ、上位陣がルーティンストップを終えた時点の順位は10位。それでもコンスタントな走りを続ける柳田は、上位車両のアクシデントもあり、終盤順位を徐々に上げ、さらに最終ラップでは前を行くNo.6 Lexus SC430をかわして7位に上がるとそのままチェッカーフラッグを受けた。この結果、No.46 S Road MOLA GT-Rの柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組はシリーズポイント4を加え、ランキング1位を堅持した。

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日本ミシュランタイヤ(株)・モータースポーツマネージャー

小田島広明

「No.39 SC430は勝てるチャンスと思ったのですが、レースなのでこういうこともあるのかな、と。No.46 GT-Rは他にどこも100kg台のハンデを受けていないので、それもひとつの勲章です。その状態でレースをやって、点差は詰められたとはいえ、ランキング1位を維持できたので良かったと思います。

選択したタイヤはスーパーラップとレースのスタートはNo.46 GT-Rがミディアムハード、No.39 SC430がミディアムで、第2スティントは2台ともミディアムレンジのタイヤを使いました。車重の関係があったのでNo.46 GT-Rはミディアムハードにしたんですが、温度も下がって来ましたし、ミディアムでも行けるという判断で変更しました。No.46 GT-Rはチームの判断で早めにピットインしましたが、タイムは落ちることなくコンスタントでしたし、あのままレース距離の半分強まで引っ張っていても問題なかったと思います。ただ、両ドライバーとも、ブレーキングもきついし、加速もかなりきついと言っていましたが、やはり100kgは効きますよ」。

Photo by 佐々木 純也