【第6戦】

2012年9月 8日

S Road REITO MOLA GT-R、2戦連続でフロントロウを獲得!

2012 AUTOBACS SUPER GT 第6戦

FUJI GT 300km RACE

2012年9月8日(土) 公式予選

富士スピードウェイ(静岡県駿東郡):全長4.563km

入場者数:予選日25,000人(主催者発表)

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 2012年SUPER GTシリーズ第6戦「FUJI GT 300km RACE」の公式予選がノックアウト方式で行われ、ミシュラン・パートナーチームのNo.1 S Road REITO MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ)が86kgものウェイトハンデをものともしない果敢なアタックを見せて予選2位のタイムをマーク。鈴鹿サーキットで行われた前戦に続いて、2戦連続でフロントロウから決勝レースをスタートすることになりました。ミシュラン・パートナーチームのもう1台、No.39 DENSO KOBELCO SC430(脇阪寿一/石浦宏明)は車両のトラブルによってタイムが伸びず、13位で予選を終えました。

 富士スピードウェイでのSUPER GT開催は5月の第2戦「FUJI GT 500km RACE」に続いて今季2度目となりますが、前回の予選が「スーパーラップ方式」であったのに対して、今回は富士スピードウェイでは初めてとなる「ノックアウト方式」で行われました。

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 この予選方式の場合、第1予選(Q1)と第2予選(Q2)を通じて使用できるタイヤは1セットになります。そして最終の第3予選(Q3)に進出できなかった車両はそのタイヤで決勝レースをスタートしなければなりません。また、Q3に勝ち残った車両はここで新しいタイヤを1セット投入できますが、やはりそのタイヤで決勝レースをスタートしなければならないルールになっています。

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 9月8日(土)の富士スピードウェイは朝から晴天に恵まれ、午前9時40分から2時間にわたって行われた公式練習の時点での気温は27℃。路面温度もセッション開始時には30℃まで上昇しました。その中でミシュランパートナー2チームは決勝レースを見据えてセッティングを進めましたが、No.1 S Road REITO MOLA GT-Rがロニー・クインタレッリのドライブで1分33秒819を記録して2番手に。一方、No.39 DENSO KOBELCO SC430は車両のトラブルが発生し、タイムは石浦宏明が記録した1分34秒843がベストで14番手でした。

 そして午後2時15分からはノックアウト方式による公式予選がスタート。午後から雨になるという予報とは裏腹に、青空のもとでのセッションとなり、気温は26℃、そして路面温度は35℃に達していました。

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 GT500クラス15台の中からまず4台を振るい落とすQ1では、No.1 S Road REITO MOLA GT-Rに乗るクインタレッリが1分33秒292を叩き出して堂々のトップタイム。石浦が駆ったNo.39 DENSO KOBELCO SC430はトラブルを抱えたままのセッションとなり、1分34秒347をマークするのが精一杯でQ2進出はなりませんでした。

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 続くQ2は10分間。セッション開始時の気温は28℃、路面温度は40℃とさらに上昇していました。ここでNo.1 S Road REITO MOLA GT-Rに乗り込んだ柳田真孝が1分34秒030のタイムを刻んで6位につけ、上位7台のみに許されたQ3進出を果たしました。

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 最後のセッションとなるQ3は15時25分に開始。曇り空となりましたが、気温は相変わらず高いままで、25℃以下に下がることはありませんでした。そんな中、No.1 S Road REITO MOLA GT-Rに乗り込んだクインタレッリは真っ先にコースに入り、アタックを開始。3周目を1分34秒154で周回すると、マキシマムアタックをかけた次の周には1分33秒237を叩き出し、この時点でのトップに踊り出ました。このタイムは、No.1 GT-Rが86kgものハンデウェイトを搭載していることを考えれば実に素晴らしいものでした。その後、No.12 GT-Rがクインタレッリを上回るタイムを記録しましたが、それでもNo.1 GT-Rは予選2位を獲得。優勝を飾った前戦鈴鹿に続いてフロントロウにつけることとなりました。

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日本ミシュランタイヤ(株) モータースポーツマネージャー 小田島広明のコメント:

「この富士スピードウェイでは事前にテストを行っており、そのデータをもとに開発したタイヤを今回持ち込んでいますが、そもそも富士では車両が空力面で少し特殊なスペック(※注:基本的に空気抵抗を抑えた仕様。結果的に、車両&タイヤを路面に押し付けるダウンフォースも小さめ)になりますので、その点も考慮した設計のタイヤになっています。決して冒険的なものではなく、あくまで従来のものを正常進化させた新しいタイヤです。シーズンが進むにつれて車両の進化があり、そしてタイヤの進化もあるのです。

 その中で、この週末の天気を考えてドライタイヤとして用意したのは固さの違う2種類です。我々のパートナーチームの2台はともに柔らかめのレンジのものを今日の予選で選択し、そのタイヤで明日の決勝レースをスタートします。そのタイヤは主に決勝での安定性を狙ったもので、これまでのところ想定どおりの結果が出ています。

 No.39 DENSO KOBELCO SC430はトラブルが出たので今回の予選結果は致し方ないところですが、予選2位になったNo.1 S Road REITO MOLA GT-Rはハンデウェイトを86kgも搭載していることを考えると、同じ車両でポールポジションを獲得したNo.12 GT-Rと比較しても、内容的にはポールにも匹敵する予選を戦ったと思います」


Photo by Junya Sasaki