【特別戦】

2012年11月16日

ミシュラン・パートナーチーム、SUPER GT唯一のスプリントレースに挑む

JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON

FUJISPRINT CUP 2012

2012年11月16日(金) 公式予選

富士スピードウェイ(静岡県駿東郡):全長4.563km

入場者数:予選日8,000人(主催者発表)

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 今年で3年目の開催となったFUJI SPRINT CUPの公式予選が行われ、11月17日(土)に開催される第1レースのスターティンググリッドを決定する予選ではNo.39 DENSO KOBELCO SC430の石浦宏明が4位、No.1 S Road REITO MOLA GT-Rのロニー・クインタレッリが9位に。そして18日(日)に開催される第2レースの予選では、No.1 S Road REITO MOLA GT-Rの柳田真孝が7位、No.39 DENSO KOBELCO SC430の脇阪寿一が10位となりました。

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 FUJI SPRINT CUPは、SUPER GTとフォーミュラ・ニッポンという国内最高峰の2つのレースシリーズのスプリントレースが「JAFグランプリ」のタイトルをかけて行われる特別戦です。このうちSUPER GTは、GT500クラスとGT300クラスを分け、それぞれ走行距離100kmの決勝が2レース開催されます。通常のシリーズ戦と違ってドライバー交替や給油、タイヤ交換はなく、SUPER GTの車両を使って行われる唯一のスプリントレースとなります。

 タイヤについても規制が少なく、ドライタイヤ8セット、レインタイヤ10セットという本数制限があるだけ。シリーズ戦のようにタイヤマーキングは行われないことから、予選で使用したタイヤで決勝をスタートする必要がなく、予選におけるミシュラン勢は通常のシリーズ戦とは異なるタイプのタイヤを使って新たなる可能性を模索しました。

 11月16日(金)の富士スピードウェイは朝から青空が広がり、秋晴れの一日となりましたが、風は冷たく、肌寒いコンディション。そんな中、GT500クラス第1レースの予選は14時35分から、第2レースの予選が15時40分から、それぞれ20分間のセッションとして行われました。

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 第1レースでのミシュラン・パートナーチームは、2012年SUPER GTのGT500クラスにおいてドライバー、チーム両部門のチャンピオンを獲得したNo.1 S Road REITO MOLA GT-Rをロニー・クインタレッリがドライブし、ランキング3位に食い込んだNo.39 DENSO KOBELCO SC430を石浦宏明が駆ります。そして予選では、ともにセッション中盤にフレッシュタイヤに換えて本格的なアタックに入り、No.39 SC430の石浦が1分31秒287を記録して4位に。一方、No.1 GT-Rのクインタレッリは1分31秒668で9位。ともにそれまでのコースレコードを破る好タイムを記録しました。

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 続く第2レースの予選では、No.1 S Road REITO MOLA GT-Rに乗る柳田真孝が1分31秒207までタイムを詰めて7位。No.39 DENSO KOBELCO SC430の脇阪寿一は1分31秒660で10位となりました。

 なお、GT500クラスの第1レースは11月17日(土)の15時15分から、そして第2レースは18日(日)の15時30分から、それぞれ周回数は22周で開催されます。

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柳田真孝 (No.1 S Road REITO MOLA GT-R/MOLA)のコメント:

「シリーズ戦ではなく、こういうときにしかできないトライを、ブレーキング等々でいろいろしてみました。いいトライはできたと思っています。ただ、アタックラップではBコーナーを立ち上がったところでミスしてしまい、反省しています。この順位では納得できませんね。それにしても激しいタイムアタック合戦になりました。それもこの特別なレースの醍醐味のひとつだと思いますし、お客さんには楽しんでいただけたんじゃないかと思っています」

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ロニー・クインタレッリ (No.1 S Road REITO MOLA GT-R/MOLA)のコメント:

「本当は1分31秒1くらいは出せたはずなんですけど、第3セクターをうまくまとめられなかったので、タイムはベストではなかったですね。セッションの始めにユーズドタイヤを使って1分32秒2が出たので、もっと行けるんじゃないかと思ったんですけど......。ただ、大事なのは明日の決勝。天気が崩れてウェットコンディションになるようですが、頑張っていきたいと思います」

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脇阪 寿一 (No.39 DENSO KOBELCO SC430/LEXUS TEAM SARD)のコメント:

「今日の予選では通常のシリーズ戦とは違うタイプのタイヤを使ったわけですが、石浦君のデータを見ながらタイヤの温まり方とかをいろいろ試してやったんですけど、慎重になりすぎたかもしれませんね。タイムには納得していません。決勝ではこれまでのシリーズ戦で使ってきたタイプのタイヤを使うので追い上げます」

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石浦 宏明 (No.39 DENSO KOBELCO SC430/LEXUS TEAM SARD)のコメント:

「今日はミシュランのエンジニアと相談しながら、タイヤの内圧を工夫してフロントだけ先に温めるとか、いろいろな方法を使ってタイヤのポテンシャルを使い切ることを一番のテーマにして予選セッションを進めました。結局はフロントタイヤを使い切れていない状態の中でベストラップが出たのですが、その次の周になるとタイヤの表面があまりよくない状態になっていったので、その前の周でタイムを出せておいてよかったな、というところです。まぁ、できるかぎりのことはしたかな、と思っています」

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日本ミシュランタイヤ(株) モータースポーツマネージャー 小田島広明のコメント:

「今日の予選では両セッションとも途中から柔らかめのタイヤに変えてアタックしています。気温や2ランクアップしたリストリクターの影響で秒単位で速くなると予想していましたので、ポールのタイムは速いですが、届かないタイムではないと思っています。

 このレースは、タイヤに関しては通常のシリーズ戦と異なり、予選と決勝を切り離して考えることができます。ですから、予選の結果が決勝の展開にそのまま反映されることになるとは思っていません。タイヤの温まりの早さと短距離レースの中での耐久性が重要になってきます。レース序盤は予選上位の車両が前に行くでしょうが、最終的なリザルトはレース中盤以降にどういう展開になるかにかかってくるでしょうね。ミシュラン勢の活躍にどうぞご期待ください」