【2015】

2015年5月 1日

SUPER GTとミシュラン

■1994年

SUPER GTの前身である全日本GT選手権が初めて開催されたこの年、TOYOTA TEAM SARDのトヨタ・スープラGTがミシュランタイヤを使用してシーズン終盤の2戦に出場しました。決勝レースでは2戦ともにリタイアとなりましたが、デビューレースでは予選2位、そして2戦目ではポールポジションを奪い、そのポテンシャルの高さを示しました。

  

■1999年

スポット的に1994年の2戦で使用されてから4年のブランクを経て、ミシュランは全日本GT選手権に初めてシリーズ参戦しました。パートナーはTOYOTA TEAM TOM'Sで、GT500クラスに出場する3台のトヨタ・スープラGTがミシュランタイヤを使用。第3戦で初優勝を、1-2フィニッシュという最高の形で飾りました。そしてミシュランタイヤを履くカストロール・トムス・スープラをドライブし、全7戦のシリーズにおいて2勝を挙げた関谷正徳/黒澤琢弥のコンビはドライバー部門ランキング2位に。さらに、TOYOTA TEAM TOM'Sはチーム部門でチャンピオンを獲得しました。

  

■2004年

1999年からスタートしたミシュランのGT500クラスへのシリーズ参戦は2003年で一端休止としました。そして2004年から戦いの場をGT300クラスにスイッチ。同年はBFグッドリッチブランドで展開しました。

  

■2005年

GT300クラス参戦2年目のこの年から再びミシュランブランドによる活動となり、3台の車両にタイヤを供給。その全車が一度ずつ優勝を手にし、TEAM RECKLESSの佐々木孝太/山野哲也(RECKLESS MR-S)がドライバー、チーム両部門のタイトルを奪いました。

  

■2009年

ミシュランは2004年から2008年の4シーズンにわたって休止していたGT500クラスへの参戦を再開しました。パートナーはHASEMI MOTOR SPORTで、ロニー・クインタレッリ/安田裕信(HASEMI TOMICA EBBRO GT-R)が1勝を挙げてランキング7位に入りました。

  

■2010年

NISMOがGT500クラスにおけるミシュラン・パートナーチームとなり、本山 哲/ブノワ・トレルイエ(MOTUL AUTECH GT-R)が2度の2位入賞を記録。GT300クラスではAUTOBACS RACING TEAM AGURIの新田守男/高木真一(ARTA Garaiya)がランキング2位、aprの井口卓人/国本雄資(COROLLA Axio apr GT)が1勝をマークしてランキング5位となりました。

  

■2011年

この年、ミシュランはGT500クラスに参加するMOLAとLEXUS TEAM SARDの2チームをパートナーに戦い、MOLAの柳田真孝/ロニー・クインタレッリ(S Road MOLA GT-R)がドライバー、チーム両部門でシリーズタイトルを獲得。ミシュランタイヤがSUPER GTのトップカテゴリーであるGT500クラスをついに制覇しました。また、LEXUS TEAM SARDの石浦宏明/井口卓人(DENSO SARD SC430)も2度表彰台に上る活躍を見せ、ランキング7位でシーズンを終えました。

  

■2012年

引き続きGT500クラスに参加するMOLAとLEXUS TEAM SARDの2チームにタイヤを供給。ディフェンディングチャンピオンとして戦ったMOLAの柳田真孝/ロニー・クインタレッリ(S Road REITO MOLA GT-R)は第4戦から5戦連続で表彰台を獲得し(うち優勝2回)、最終戦を待たずに2年連続のタイトルを決めました。同じドライバーの組み合せによるGT500クラスでのシリーズ2連覇は史上初という快挙でした。一方、LEXUS TEAM SARDの脇阪寿一/石浦宏明(DENSO KOBELCO SC430)は第2戦富士で優勝を果たし、ドライバー、チームともにランキング3位に入りました。

  

■2013年

丸2年の休止期間を経て、ミシュランはGT300クラスにおけるタイヤ供給活動を再開。同クラスのパートナーはR&D SPORTで、山野哲也/佐々木孝太(SUBARU BRZ GT300)はシリーズ全8戦のうち5戦でポールポジションを奪うという快挙を達成。1勝をマークしてランキング4位となりました。

GT500クラスでは、2年連続チャンピオンチームのMOLAに加え、日産のエースチームであるNISMO、そしてホンダのエースチームであるウイダー モデューロ 童夢レーシングの計3チームがミシュランタイヤを使用。しかしながら、ミシュランユーザーの3年連続GT500制覇はならず、1勝をマークした山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ(ウイダー モデューロ HSV-010 GT)のランキング4位がミシュラン勢の最上位となりました。

  

■2014年

GT500クラスの車両規定が一新され、車両はよりパワフルで軽くなり、それでいてフロントタイヤのサイズが幾分小さくなって、タイヤ的には従来以上に技術力が問われる状況となりました。そんな中、NISMOの松田次生/ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)は2度のポールtoフィニッシュを決め、ドライバー、チーム双方のタイトルを獲得しました。

また、シーズン前半の3戦はジャン‐カール・ベルネ、後半の5戦はフレデリック・マコヴィッキィと組んだウイダー モデューロ 童夢レーシングの山本尚貴(ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT)は同年も1勝を飾ってドライバーズランキング4位に。MOLAのS Road MOLA GT-Rをドライブした本山 哲/柳田真孝のコンビは、予選フロントロウを4回奪う速さを見せたものの決勝では3度のリタイアを喫したことが響き、ドライバーズランキングでは11位となりました。