2015年6月 6日 【2015】

ル・マン24時間とは?

名実ともに世界最高の耐久レースであるル・マン24時間。その起源は、いまから100年近くも前に主催者であるACO(Automobile Club de l'Ouest=西部自動車クラブ)が市販車の耐久性を競う24時間レースを企画したことにあり、1923年に第1回大会が行われました。以来、1936年のフランス自動車業界のストライキと1940年から48年までの第二次世界大戦の影響によって中止された以外は毎年開催されており、今年で83回目を迎えます。

MICHELIN_2015_Endurance_Le Mans_Basics_whats-LM_01.jpg※写真は2014年大会

2015年WEC(FIA世界耐久選手権)第3戦 ル・マン24時間「テストデー」

■5月31日(日)

■ル・マン24時間サーキット(フランス):全長13.629km

  

決勝レースを2週間後に控えた5月31日(日)、ル・マン24時間の公式テストである「テストデー」が開催されました。降雨の影響によりドライコンディションにおける走行時間は限られましたが、その中でブレンドン・ハートレーのアタックによって昨年のポールポジションタイムを大きく上回る3分21秒061を記録したポルシェ・チームのNo.17 ポルシェ 919ハイブリッド(T.ベルンハルト/M.ウェバー/B.ハートレー/F.マコヴィッキィ)がトップに。2番手タイムも僚友車のNo.18 ポルシェ 919ハイブリッド(R.デュマ/N.ジャニ/M.リーブ/F.マコヴィッキィ)がマークしました。また、このル・マンで実戦デビューを飾る日産の前輪駆動LMP1マシン、日産GT-R LMニスモが公式な走行セッションに今回初めて登場し注目を集めました。

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2015WECFIA世界耐久選手権)第2戦 スパ・フランコルシャン6時間

■予選:5月1日(金)/決勝:5月2日(土)

■スパ・フランコルシャン・サーキット(ベルギー):全長7.0039km

  

各チームがル・マン24時間(6月13〜14日決勝)の前哨戦と位置づけるWEC第2戦スパ・フランコルシャン6時間が開催され、アウディ・スポーツ・チーム・ヨーストのNo.7 アウディ R18 e-tronクワトロ(M.ファスラー/A.ロッテラー/B.トレルイエ)がポルシェ・チームのNo.18 ポルシェ 919ハイブリッド(R.デュマ/N.ジャニ/M.リーブ)との接戦を制して開幕2連勝を飾りました。3位にはNo.17 ポルシェ 919ハイブリッド(T.ベルンハルト/M.ウェバー/B.ハートレー)が入り、ポルシェ・チームが2位&3位を占めました。

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2015年WEC(FIA世界耐久選手権)開幕戦 シルバーストン6時間

■予選:4月11日(土)/決勝:4月12日(日)

■シルバーストン・サーキット(イギリス):全長5.901km

  

今シーズンのWEC(FIA世界耐久選手権)がこれまで以上の激しさとなることを予感させる内容の開幕戦となりました。昨年悲願のチャンピオン獲得を果たしたトヨタ、王座奪還を狙うアウディ、2年目のシリーズ参戦となるポルシェの3大ワークスが秒差を争う熱戦を展開。これを制したのはアウディ・スポーツ・チーム・ヨーストのNo.7 アウディ R18 e-tronクワトロ(M.ファスラー/A.ロッテラー/B.トレルイエ)で、4.610秒差でポルシェ・チームのNo.18 ポルシェ 919ハイブリッド(R.デュマ/N.ジャニ/M.リーブ)が2位、さらに10.206秒差でトヨタ・レーシングのNo.1 トヨタ TS040ハイブリッド(A.デビッドソン/S.ブエミ/中嶋一貴)が3位に。6時間にわたるレースを戦い抜いたトップ3台を分けたのは15秒にも満たないわずかな時間にすぎないという結果となりました。

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