WRC復帰初年度のミシュランは公式タイヤサプライヤーの 任務 完遂
 
 
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2011年のWRC最終戦ラリー・グレートブリテンが 、 11月13 日 、イギリスはウェールズ州の州都カーディフで フィニッシュ。同時に 、5年のインターバルを経てWRC に復帰 したミシュランが WRC公式タイヤサプライヤーという重大な仕事を担った最初の年 が 無事終了 しました。

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ラリー・グレートブリテンは、長年にわたって「RACラリー」という名で開催され ていた 、WRC屈指の長い歴史を持つ 一戦です。かつてはイギリス全土を縦断する規模で行われていましたが、2000年代に入ってからは カーディフを州都とするウェールズ州を舞台としています。開催時期は一貫して晩秋で、天候は不順で あり 、概して雨混じり。森の中を行くグラベルステージの路面は極めて滑りやすく、そ れでいてハイスピードなため、勝ち残ることが非常に難しいラリー です。

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今回のラリー・グレートブリテン にミシュランは、ソフトコンパウンドのグラベル用WRC公式タイヤ「ミシュラン・ラティテュード・クロスS1」をパートナーチームの各車に一括供給します。このラリー の路面はタイヤへの攻撃性が高い部類 に分類され、ミシュランもそもそもはハードコンパウンドのタイヤを 持ち込む 予定でした。しかし、 極めて滑りやすい路面に アタックしていくドライバーたちに 可能なかぎりのグリップを提供するため、あえて計画を変更してソフトコンパウンド のタイヤを供給することとしたのです。

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この計画変更は 、 「ミシュラン・ラティテュード・クロスS1」がラリー・グレートブリテンのグラベルステージに対しても十分な強度や耐久性を有している 、という判断があったからこそ。 もちろん、ハードコンパウンドより もパンクなどのリスクは高まりますが、 モータースポーツの真骨頂は 絶え間ないレベルアップアップにあります。 ワールドラリーカー全車がミシュランを履いてこのラリーに臨むわけですが、 それでも、安全・確実なハードコンパウンドでよしとせず 、よりグリップの高いソフトコンパ ウンドを投入することで、 一層 レベルの高い競技を実現させ、チャンピオン争いのフィナーレを 力強く 後押ししたいと ミシュランは 考えています。

 

 

 

WRC第13戦ラリー・グレートブリテン における ミシュランの タイヤ供給体制

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今回の ラリー・グレートブリテンにミシュランは計1400本の「ミシュラン・ラティテュード・クロスS 1 」 (サイズ: 17/65-15 ) を持ち込み、ワールドラリーカー全車に供給します。

 

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ラリー・グレートブリテンのステージは、森の中を行く林道がメインとなります。 路面は砂利が多く、それがぬかるんだ泥でコーティングされているような状態で あり 、非常に滑りやすいコンディションであるのが常です。そこでミシュランは、ハードコンパウンドを用意するという当初の計画を変更し、よりグリップの高い「ミシュラン・ラティテュード・クロスS 1 」を供給することとしたわけですが、 ソフトコンパウンドとはいえ高い強度や耐久性を備えるこのタイヤは、決してタイヤに優しい路面ではないラリー・グレートブリテンでも存分にそのパフォーマンスを発揮することでしょう。

 

なお、ミシュランは、シトロエン、フォード、ミニの各ワークスチームに専任のタイヤエンジニアを派遣しており、各チームの車両に合ったタイヤの運用などについて適切なアドバイスを提供していきます。

 

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