先輩社員の声 voices

Aさん 研究実験部 2007年4月入社

ハンドリングという 単純に数値化できない感性の部分を科学し 目標を達成したときのうれしさは、格別です。

私の仕事・現在編

「安心・心地よい・楽しい」と思えるハンドリングの最適ポイントを求めて。

私は研究実験部の中で、マーケットで起こっている現象の解析を通して開発者をサポートするチームに所属しています。タイヤに関する性能としては、耐久性、グリップ、耐摩耗性、ハンドリング、ノイズ、コンフォート等ありますが、その中でハンドリングとグリップを担当しています。ハンドリングと一言で言っても、乗る人や車種によってもさまざま。自分の思い通りにコーナーをトレースしていくことをハンドリングだという人もいますし、ハンドルの応答性の高さをハンドリングだという人もいます。また車種によっても感じ方は変わります。より多くのドライバーの、「安心・心地よい・楽しい」と思えるものに開発者と共に近づけるのが私の仕事です。

実際のハンドリング性能は、単にタイヤだけを見るのではなく、テストドライバーが運転するクルマの挙動全般を解析し、その良し悪しをタイヤ設計者にフィードバックすることで、最適なハンドリングを導き出していきます。それはタイヤ内のスチールベルトと呼ばれる部材の角度が数度変わるだけで変化するという、とても精緻でデリケートな世界です。またファミリーカーからスポーツカーにいたるまで、様々な車種に関してハンドリングの検証を行っていく中で、仮説を立て、シミュレーションを行い、自分の導き出した結論から目標達成できた時の嬉しさは、本当に格別です。

私の仕事・過去編

レーシングカーが好きで流体工学を専攻。自然にミシュランに入社しました。

学生時代は大学院で、流体騒音の研究をしていました。例えば新幹線のパンダグラフの騒音は、対策を施さなければ非常に大きな音です。そのような騒音の発生メカニズム解明の研究をしていました。この学科を選んだのはレースが好きで、クルマの空力特性に興味を抱いたから。もちろんF1チームにタイヤを供給していたミシュランは良く知っていました。だから就職活動の時に、割とすんなりミシュランに辿り着くことができました。入社後は現在も在籍する研究実験部に配属され、自動車メーカーとタイヤの設計者をつなぐ仕事に奔走する日々を送っています。

私とミシュラン

世界企業だけれども日本では良い意味で中小企業感覚。責任が大きく、やりがいを感じました。

ミシュランへの入社動機は、世界的な大企業にも関わらず日本では良い意味で中小企業的な部分が有り、裁量が大きく、自分自身が大きく成長できると感じたからです。実際に面接でお会いした社員の方々も、自分の仕事に責任を持ちながらも自由に仕事を楽しんでいるように感じました。実際に入社後、私も多くの責任ある仕事を任され、この思いは間違ってはいませんでした。ミシュランのこの自由裁量の部分は働き方にも出ていて、きっちり自分の責任を果たしていれば休暇も自在に取れます。先日子供が高熱を出しましたが、簡単に育児休暇を取ることができました。プライベートな時間を大切にしてくれるのも、ミシュラン流だと思っています。

私のプライベート

色々なことに好奇心を持ち、やり遂げる性格は勉強や仕事、趣味にも現れているのかと。

子供の頃から多くのことに好奇心を持ち、挑戦し、モノにすることに喜びを感じてきました。レース好きが嵩じて、レースに参加するようになりましたし、子供の頃から音楽が大好きで、バンド活動も始め、大学では音に関する研究に進みました。流体騒音の研究では、学会から表彰を受け高い評価を頂きました。この音好きから現在、趣味としてスピーカーや真空管アンプを自作したりしています。また子供の頃から地元に伝わる無形文化財の「棒の手(藤牧検藤流)」を今も続けています。小さな頃に格闘技に憧れ、日本拳法の全国大会の表彰台に上がったこともあるんですよ。一見脈絡はありませんが、共通して言えるのは、いずれもやり遂げてきたと思っています。何事もやりきる・・・それが私の一番のこだわりですね。